(36) 現役の魚屋さんが贈る【魚の教科書】

皆さんこんにちは😃ナベっちFCです。

今回はスーパーの一日をご紹介します。

 

【スーパーの一日(朝の開店まで編)】

今私が従事しているスーパーの一日をご紹介致します。

朝はどんなスーパーでも開店は9時あるいは10時だと思いますが、

私のとこでは9時オープンなので、2時間前の7時過ぎには入店します。

何故2時間前なのかは後ほど分かることになります。

先ず、始めに行うのは前日の売上、客数、買い上げ点数を

チェックして本日の対策を決めます。

次に競合店のチラシチェックをします。

競合店チェックをしない店舗は必ず行き詰まります。

何故なら、敵を知らずに自店の対策など打てないからです。

 

対抗するポップを直ぐに作成して、前日に決めていた

売り場の構成を修正します。

 

売り場に入る前には手洗いをして、売り場に来たら

清掃しながら日付け、鮮度チェックをします。

 

前日残のリパック、廃棄と分けて、バックヤード(作業場)ヘ。

そして解凍する物を解凍します。

気をつけるのは当然ですが、生食系と加熱系を

必ず分けて解凍します。

 

開店1時間前ぐらいには、パートさんも入店されて

必ず手洗いをしてバックヤードに入ります。

そして次々と解凍されたものを詰めてパック作業していきます。

ここでは作業にも優先順位があり

定番→広告→インプロ(店内特売)の順に進めていきます。

 

開店までに並ぶ分だけの切身、刺身等を終えると値付けになります。

ここでも定番→広告→インプロの順に値付けしていきます。

 

値付けが終わると全員で品出ししていきます。

商品を載せる台車をカートと呼びますが、それぞれ10段、5段とあり

10段カート、5段カートと呼びます。

10段カート一台でおよそ150パック程の商品量になり、

それを4〜6台、600〜900パックほど作れば

一旦売り場は埋まります。

カート一台分の商品を作成するのに、15  分ぐらい掛かるので

4台分作ると一時間ほど掛かり、どうしても入店は

2時間前ぐらいになるのがお判りでしょう。

 

次回は開店から昼までをお贈りします

お楽しみに〜